一般社団法人羽島青年会議所2020年度

 副理事長 森 貴路

平成から令和へ、新たな時代の幕開けとともに羽島青年会議所も創立52年目を迎えることとなりました。52年前『明るい豊かな地域づくり』の理念の下結成し、それを実現するために集った先輩方のまなざしはきっとただただ未来にのみ向けられていたことでしょう。そして強い意識と志、また大きな責任感の下、様々な活動や運動を実直に成し遂げてこられ、今を生きる我々にバトンタッチしていただきました。この長い歩みに現役メンバーは深く感謝するとともにその意思を次代に受け継いでいかなければなりません。

2020年度我々羽島青年会議所は全国的にみる会員数の減少、在籍年数の短期化という問題にまさに直面しております。1つ1つの活動、運営に精一杯で青年会議所の理念や目指すべき姿を実現するための動きまで出来ていないのが現状です。だからこそ理事長の掲げられた所信を我々の道標とし、まずは現役メンバー一人ひとりが自分を律し、青年会議所の魅力や愉しさを今一度考え、それを全員で共有することで、我々の存在意義を再確認するところから始めなければなりません。その上で現状の我々には何が出来るのか、何が足りないかを考え、地域に必要とされる団体へと成長していくため、一人ひとりが自己成長し、全員で明るい豊かな社会の実現を目指して活動していく必要があります。

今年度は副理事長の立場で理事長を支えていくことはもちろん、人材創造委員会の運営に携わっていきます。LOMの運営に滞りがないよう円滑な業務遂行に努めてまいります。また、交流例会他様々な外部との交流の機会を企画設営してまいります。

以前、『困難な現状にあることは認識しているが、決して乗り越えられないものではない』と、ある国家関係者が述べていました。国を代表する者が強い想いで発言し、牽引していく姿をみせることで国を動かし国民を動かし未来を切り開いていました。

今を生きる我々も限られた青年会議所での時間を有効に使い、精一杯発信していくことで新たな仲間を作り、地域を巻き込み、理念を達成できるよう1年間努力してまいります。